慰霊登山

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3月23日、曇り、気温10度。
3月も末というのに、まだ冬の寒さだ。

この度の大地震と津波で亡くなられた方々の霊を慰める意味もこめて、
高尾山の薬王院に行った。
出かけたのは昼を過ぎてからだ。

最近の高尾山にしては珍しく、人はまばら。
台風だったかで崩壊した吊橋を渡る4号路が開通していたので、歩いてみた。
誰ひとり会わない。

ヤマガラ、エナガ、マヒワなどの野鳥が、
私のすぐ近くまで来て餌をついばんでいる。
不思議なことだ。

そのまま山頂まで行った。
雪が舞ってきた
気温は5度もないだろう。

裏道をとおって、薬王院へ。
亡くなられた方々、被災した多くの方々のために祈った。
参拝者は誰もいない

下山は、いつもの琵琶滝に下る山道。
案内板には上級コースとなっているが、
どうしてこれが上級なのかと、いつも思う。
もちろん誰もいない。

この日は計画停電の影響もあって
リフトは営業していないし、
ケーブルカーも4時には終わりという。
もちろん茶店などもほとんど閉店していた。

山道にじっとうずくまっているキジバトがいた。
1メートルほどまで近づいても逃げようとしない。
いや飛べないのかもしれない。
かといって、抱き上げてやろうとすれば、
歩いて避ける。

きっとどこか具合が悪いのだろう。
へたに人が手を下すよりも、
自然の掟にまかせるべきと、さよならを言った。

久々に、人のいない高尾山だった
気が狂ったような、最近の高尾山ブームがうそのようだった。

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